北海道釧路市の釧路湿原に、大規模な太陽光発電所(メガソーラー)が相次いで建設されていると、
世間で話題が広がっています!
大規模なメガソーラー計画には、色々な関連企業があるのだとか。
「メガソーラーの建設企業はどこ?」「メガソーラーの建設ラッシュって何?」
そんな疑問を解消するため、情報を収集しました。
メガソーラー計画がなぜ釧路湿原に?建設事業者はどこ?

北海道釧路市の釧路湿原に、大規模な太陽光発電所(メガソーラー)が相次いで設置されていると、
世間で話題が広がっています!
釧路湿原のあるこのエリアは、寒冷地でも積雪が少なく、日射量も多い場所なのだそう。
2020年に発表された「再生可能エネルギー推進政策」や「規制緩和」をきっかけに、メガソーラーの稼働に適した地域として釧路湿原のメガソーラー建設ラッシュが始まったといいます。
しかし、大規模な建設計画に対しては、自然環境への影響を懸念する声も…
特に、釧路湿原は絶滅危惧種のタンチョウやオジロワシの生息地でもあり、貴重な生態系への影響が問題視されているようです。
2025年6月には、釧路市は、自然に対する姿勢を盛り込んだ”ノーモアメガソーラー宣言”を発表。
「自然環境と調和がなされない太陽光発電施設の設置を望まないことを、ここに宣言します」
~釧路市・鶴間秀典市長~
引用元:https://www.htb.co.jp/news/archives_31909.html
釧路湿原のメガソーラー問題に警鐘「日本の美しい自然が怒涛の勢いで破壊されている」https://t.co/udhV4Cvj2p pic.twitter.com/VjlqcOmTt0
— 株式会社ウィブレイン (@webrain_corp) August 15, 2025
これが工事現場だ!
— JMAX (@JmaxTopics) August 19, 2025
音を出して無惨な光景を確認してほしい。
釧路湿原でのメガソーラー建設は自然との共生ではない。ただの破壊だ。
1日に100回以上も土砂が運び入れられ、美しい湿原が埋め立てられている。
2014年で132の施設。2024年でその数は943。なんと、7倍以上に急上昇した。 pic.twitter.com/Wmf7zrJbfx
釧路湿原のメガソーラーの開発企業は?日本エコロジーやハンファや大林組!
釧路湿原周辺では、複数のメガソーラー計画が進められており、国内外の様々な企業が関わっているのだそう。
主な開発事業者としては、以下の企業が挙げられています。
日本エコロジー株式会社
持続可能な社会の実現を目指し、再生可能エネルギー事業を中心に展開している企業。
太陽光発電や風力発電、バイオマスなど多様な自然エネルギーを活用し、環境負荷を抑えた電力供給を推進。発電設備の設計・施工から運用・保守まで一貫したサービスを提供し、地域社会と共にエネルギーの自立と安定供給を実現します。
・2012年、大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設を開始し、2016年には累計発電容量50MWを達成。
・2021年、風力発電事業へ本格参入し、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを加速しています。
ハンファQセルズジャパン株式会社
・1984 年に韓国最大手企業であるハンファグループの日本法人として設立。
太陽光発電関連事業(太陽光モジュール輸入販売、IPP事業)をはじめ化学品、鉄工、機械・設備、自動車部品、IT関連機器等、多分野にわたる基幹産業のアジア諸国間での輸出入業務と日本市場での販売事業を展開している。
・2011年より日本の太陽光事業に参入
日本向け出荷量の累計は 1.3 GW ( 2015 年 2 月現在)
2013 年には外資系太陽光モジュールメーカーとして国内出荷量で 1位となる。
大林クリーンエナジー(大林組)
日本を代表するスーパーゼネコン「大林組」の100%子会社として、グリーンエネルギー事業を担う会社として設立。
2012年、ゼネコンとして初めて商用の太陽光発電施設「久御山太陽光発電事業所」を稼働させる。以来、周囲の自然環境や、強固な基礎構築による安全性に配慮した施設の設置を推進し、現在では全国28ヵ所40施設、発電容量約133MWが稼働中。
自社のホームページでは、大林組の日本全国にある発電所での総発電量をリアルタイムにお知らせしている。
主な発電所のうち、北海道内の発電事業所は以下3か所。※引用元は全てホームページより
①北海道釧路郡釧路町
釧路町トリトウシ原野太陽光発電所 (愛称:やちぴかソーラー、蓄電池併用型メガソーラー)

②北海道伊達市
伊達太陽光発電所

③北海道登別市
登別太陽光発電所

『釧路湿原国立公園(くしろしつげんこくりつこうえん)』詳細情報

【釧路湿原国立公園】
アクセス:
羽田空港(飛行機 約95分)→釧路空港(阿寒バス 約65分)→釧路駅(JR釧網本線 約20分)→釧路湿原駅
※アクセスルートは一例、詳しくはホームページにて。
釧路湿原国立公園は、1987年に指定された日本最大の湿原を有する国立公園。
総面積は28,788ヘクタール(東京ドーム6個分)に及びます。
環境省が管轄し、世界的にも希少な自然環境を守るため厳格に保護管理が行われています。広大な湿原にはヨシやスゲが群生し、天然記念物であるタンチョウをはじめ、絶滅危惧種のタンチョウやオジロワシなど、多様な野鳥や動植物が生息しています。
また、ラムサール条約湿地にも登録されており、国際的にも重要な保全地域と位置づけられています。
観光では、木道や展望台から湿原を一望でき、四季折々の自然を体感できる点も魅力です。釧路湿原国立公園は、人と自然が共生する象徴的な存在として、未来に受け継ぐべき貴重な自然遺産です。

犬の同伴も可!
まとめ|釧路湿原のメガソーラーの会社はどこ?日本エコロジーやハンファや大林組!
という事で、今回の記事では、
釧路湿原のメガソーラーの会社はどこ?日本エコロジーやハンファQセルズ!
と言う内容について説明させていただきました。
現在、日本の大切な自然遺産である釧路湿原に、
メガソーラーの建設ラッシュが到来しており、いろいろな企業が事業を手掛けているという。
その中で「主な企業」とはどこ?について、情報を収集しました。
参考になれば幸いです。
ではまた!
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