世界一の巨大波が来るビッグウェーブの聖地として有名なポルトガル・ナザレ。
2023年12月、20mの巨大波を制覇した日本人ビッグウェーバーの中川尚大さんが、話題になっています!
TBSのバラエティー番組「クレイジージャーニー」でもたびたび取り上げられてる『ドル君』ですが、
「中川尚大さんてどんな人?」
「なんでドル君と呼ばれているの?」
「どんなサーフィンに挑戦しているの?」
という疑問を解消するため、情報を収集しました。
中川尚大とは?プロフィール
名前:中川尚大(なかがわ たかと)
愛称:ドル君
生年月日:1996年6月29日生まれ(2025年5月時点 28歳)
身長:165cm
出身地:静岡県静岡市
家族:母、兄、姉、妻、娘2人
学歴:宮崎大学教育文化学部 2020年度卒業
免許:中学校教諭第1種免許状(英語)、サーフィン検定1級、ジェットスキー運転免許
職業:サーファー・サーフショップ&シェアハウス経営
~愛称『ドル君』の由来~
自分は静岡出身で、静岡弁で「〜だら」と語尾につけることがあります。その「だらー」が、英語のdollarに似ているからドル💲を使ったということと、サーフィンの基本のドルフィンスルーからドルを取りました!自分の原点である静岡と、サーフィンの基本を忘れずにやっていくために、ドル君にしました😊🙏
引用元:dorukun629 Instagram
中川尚大さんが運営してい宮崎県の「スマイルサーフ宮崎」は、宮崎空港からすぐ近く!
初心者から上級者までサーフレッスンを受けることができるスクールを開設。

中川尚大の学歴は?県立静岡東高校から国立宮崎大学へ!

小学4年生でサーフィンを初め、中学、高校とサーフィン中心の生活を送っていた。
中川尚大の産まれた静岡県は、静波海岸という有名なサーフスポットがあり、遠浅安定したビーチブレイクが楽しめることで有名。
しかし、母親は勉強に対して非常に厳しかったこともあり、学業成績が優秀な兄は医師、姉は歯科医師。
二人が大学に行った流れを受け、自身も進学するべく勉強に励んだけれど…
兄や姉のように医師になりたいわけでもなく、単純に波のある生活がしたいと思ったのだそう。

静岡県立静岡東高等学校は、偏差値64。
公立高校としては比較的学力水準が高めとされています!
「デカい波に乗るとアドレナリンがパアアァァン!」と言って、ちょっぴりクレイジーな印象を誇張した中川尚大さんですが、実は、サーフィンと勉強をしっかり両立している学生時代を送られています!
母親も「試験に合格して、きちんと卒業するのであれば」と、宮崎大学への進学を快く許してれたそうです。
そして「国立 宮崎大学教育文化学部」へ進学。
宮崎で住んでいたアパートからは、自転車でも10分程度でサーフィンのメッカ木崎浜があった。
平日も休日も関係なく、毎日のように早朝からサーフィンに励む生活。
入学してから3年間は、サーフィン、アルバイト、授業もきちんと受け、
全て全力で駆け抜けていたので、本当に充実していた!と語っています。
しかし、卒業論文を書き始めるころ(自分はこのまま大学を卒業して一体どこに向かうのか…)と先が見えなくなり、海外に旅に出ることに。
中川尚大がビッグウェーバーを目指したきっかけは?
2019年、知人を頼りに渡米し、3か月間滞在したアメリカ合衆国のカリフォルニアで、世界三大ビッグウェーブとして上げられるマーヴェリクス(Mavericks)という場所があることを知る。そこには長年大波に挑戦している唯一の日本人ビッグウェーバーの南 秀史郎(ミナミヒデシロウ)さんという方がいることも知り、いつか自分もそんなサーファーになりたいと思うようになったそう。
「大波に挑む唯一の日本人」という響きがいいですよね
この頃から、世界的な大波に挑戦するという方向性が決まってきたと語っています。
同じく2019年、ハワイのサーフィンの聖地ノースショアに1か月間滞在。
ノースショアでは、パワフルな波にのまれながら修行を積んだ。
そして帰国するハワイの空港で、なんと偶然にも重松康太さんに遭遇!そこで重松さんと知り合いになったことで、
ナザレに行って大波に乗ることは私の運命だ
と思うように。
重松康太さんと言えば、ポルトガルのナザレでサーフィンをした、知る人ぞ知る日本人ビッグウェーバー!
この出会いが、ビッグウェーブで世界的に有名なポルトガルの「ナザレ」に行き、15mを超える大波に挑戦しようと覚悟を決めることになったといいます。
中川尚大がポルトガルのナザレで20m超の巨大波を制覇!


2021年、宮崎を離れ、ポルトガル・ナザレで重松氏の元で修行を始める。
ナザレの大波に耐える身体つくりは、限界まで追い込むとても厳しいものだったようです。そして、費用面でも
航空チケットを始め、ライフジャケット、現地で雇うレスキューチーム(ジェットスキー)代など、約300万円の資金が必要となる。
ナザレの大波に乗るためには、ジェットスキーで引っ張ってもらってテイクオフします。そして、挑戦中のサーファーが波にのまれたら急いで救助に向かわなければならないため、ジェットスキーも命がけの仕事。チームを組んで挑まなければナザレは立ち向かえないのです。
2023年、最終的に、中川尚大はクラウドファンディングで200万円以上の支援を受け、2年間の重松氏によるトレーニングの末ナザレに挑戦!
60kmは優に超えているであろう速度で巨大な傾斜を滑り落ちていき、上から覆いかぶさる水を生きるために逃れた時、自分が波に乗ったことに気づいたという。
” I made it!!! “


まとめ|中川尚大「ドル君」はナザルで20mのビッグウェーブを制覇!
ということで今回の記事では、
静岡県出身の中川尚大こと「ドル君」が、ポルトガルのナザレで、
「20m超えの巨大波を制覇した日本人ビッグウェーバー」になるまでのストーリーをを説明しました。
20m超えの巨大波を制覇しながらも、
『いつかは、100フィート(約30m)の大波に乗って、伝説のサーファーになりたい』と夢を語る。
まっすぐで、勇敢な、クレイジーサーファーの今後が楽しみですね!
ではまた。
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